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学長 挨拶

九州大谷短期大学の願い。

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九州大谷短期大学は、
「人生の主体者となる」
「共に歴史と世界を生きる」
「問いを学ぶ」
という三つの願いを掲げています。
 問いを大切にして学び、自己を確立し、他の人々と共感して生きる人間味ゆたかな人が生まれる人間教育を目指しています。
 予測不可能なこれからの社会には、専門的な知識や技量とともに、多様な状況に対応できる幅広く豊かな教養と人間性がなければなりません。その根本中心となるのはなんでしょうか。それが、「まことのむね」(真宗)であり、人間としての真の幸せを考える人間福祉です。
 人間とは何か、自分とは何か。何のために生きるのか。何が本当の幸せなのか。
 このような問いは、人類の教師と言われる釈尊やソクラテスなど、世界の偉人たちが懐いた問いであり、人として生まれた限りどうしても問わざるを得ない、根源的で、たいせつな問題です。
 多くの人は、せっかくこのような問いが芽生えたとしても、それを覆い隠して、目前の学習や作業に力を入れ、人の評価や点数を物差しにして大人になっていくのではないでしょうか。ざんねんなことです。  本学は、このような皆さん一人ひとりの問いを大事にして、共に学びを進めて行きます。ひろびろとした緑豊かな楽しい学園で、共に学びましょう。
九州大谷短期大学 学長 三明 智彰

建学の精神「本学の願い」

本学は、親鸞聖人が浄土真宗の名をもって明らかにされた仏教の精神にもとづき、自他への人間的自覚をうながし、真に自主的かつ社会的な人材の育成をはかることを教育の本旨とする。

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■人生の主体者となる
自主的かつ社会的な人格の形成は、この人生が、自分にとって一度だけの、かけがえのない人生であることの目覚めから始まる。
いま、自身としてあたえられているいのちに厳粛な感動をおぼえるとき、人は、人生の傍観者であることをやめて、人生の責任ある主体者へと生まれかわる。
本学は、そのような主体者を生み出す場となることを願いとする。

イメージ写真■共に歴史と世界を生きる
いのちは、自分の思いに先立ってあたえられ、鼓動していた。この事実は、いのちが、人の自意識をこえた深さと豊かさをひめていることを物語る。いいかえれば、一人のいのちに人類・民族の歴史がやどり、一人のいのちが、人間はもとより、いっさいの生物・自然におよぶ世界と関わりあっているのである。したがって、自分の人生の主体者となるとは、いのちを私有化し、恣意的に人生を生きることではけっしてない。逆に、より根源的に、自身にまでとどいている歴史と世界に眼をひらき、その課題を担って生きる者となることを意味する。それはまた、他者との出会いを通して自己をたしかめ、他者と共に生きようとすることでもある。
本学は、そのような、共に歩む者としての場をひらき、確保することを願いとするものである。

イメージ写真■問いを学ぶ
歴史と世界の課題を共に生きようとする者にとって、なによりも学びが重視されねばならない。学問とは、文字どおり問いを学ぶことである。もとより先人の残された答えをあとづけることなしに、学びはなりたたない。ただ、そのことに終始するならば、たんなる先人の模倣者となるにすぎず、真に主体的な生活者となることはできない。
本学における学びは、どのような些細な疑問、なにげない問いもみすごさず、それを共にたずね深めていく歩みとなることを願いとする。

以上、本学が志向する教育は、教える側と教えられる側とが、人生を共に生きる者として、平等に出会うことによってのみ成立する。したがって、本学は教職員・学生すべての構成員において、本学がそうした出会いの場として機能することを根本の願いとするものである。
(1993年4月 表明)

真宗大谷学園存立の精神

イメージ写真■設立の願い
浄土真宗の精神を世界に開くことを使命とする
真宗大谷派(東本願寺)は、仏教の叡智に基づき、親鸞が明らかにした浄土真宗の精神を世界に開くために、真宗大谷学園を設立した。
すなわち、本学園は、高等教育、中等教育、幼児教育を実践する教育機関であり、豊かな人間性の養成と健全な人格の育成をめざして、教育と研究の事業を推進するものである。

イメージ写真■教育の理念
人間をエゴイズムから解放する教育と研究
真宗大谷学園[※1]は、真宗の精神の研鑽の場として、1665年開設以来の長い伝統をもつ学寮を起源とする。明治期、本学園の礎を築いた清沢満之は、その志願を「真宗大学開校の辞」に明確に言い尽している。
本学は他の学校とは異りまして宗教学校なること、殊に仏教の中に於て浄土真宗の学場であります。
即ち我々が信奉する本願他力の宗義に基きまして、我々に於て最大事件なる自己の信念の確立の上に、其信仰を他に伝へる、即ち自信教人信(じしんきょうにんしん[※2])の誠を尽すべき人物を養成するのが、本学の特質であります。
清沢満之は、「自己とは何ぞや[※3]」という問いこそが、人間にとっての根本的課題であると表明した。それは、急速に近代化する時代の中で、人間が根底に持つエゴイズムから解放されなければ、互いに傷つけ合い、孤立へ向かうという、潜在的問題をいち早く見抜いたということである。
この問いを共有し、学ぶ場が本学園である。

イメージ写真■教育の方針
真の独立者として相互敬愛の心を有する人物を育成する
自信教人信(じしんきょうにんしん)の誠を尽すべき人物の養成は、仏教の智慧のもとに、自らを問う中で、初めて他者と共にある自己に出会うことである。そのような学びを本学園では「人間学」と名づける。この「人間学」によって育つ相互敬愛の心を有する人物を「真の独立者」という。
それはすなわち親鸞の説く「同朋」の精神に立って生きることである。
(2010年12月22日理事会・評議員会承認)

※1「真宗大谷学園」
この法人は、真宗の精神に則り、教育基本法及び学校教育法の定めるところに従い、真宗大谷派の設立に係る教育機関を継承して、これを経営し維持することを目的とする。(真宗大谷学園寄附行為第4条)
※2「自信教人信(じしんきょうにんしん)」
「自信教人信」とは、親鸞が主著『教行信証』において、善導の『往生礼讃』より引用した言葉である。教育(「教人信」)は、自己を知る(「自信」)ことにおいて成立する。「自己を知る」とは、我々が根底に持つエゴイズムの自覚である。それは、近代的理性のみを是とする“驕り”の文化への気づきでもある。「真宗の精神」は、このような人間凝視を可能とするものである。それは教育の実践において、自己を問い続け、有限なる自己(理性の有限性)を再認識することで「共生」の世界に立つことである。このような実践者を、「自信教人信の誠を尽すべき人物」と称するのである。
※3「自己とは何ぞや」
清沢満之は『臘扇記(ろうせんき)』において、古代ギリシャ以来の「汝自身を知れ」という人類の普遍的課題を仏教の智慧によって「自己とは何ぞや 是れ人世の根本的問題なり」と表現している。

沿革

1665年東本願寺別邸渉成園内に学寮創設
1896年真宗大学を設置
1901年東京巣鴨に真宗大学開設
1949年新制大谷大学開設
1970年九州大谷短期大学開学(幼児教育学科・国文学科・仏教学科)
学長 斯波義慧
1974年九州大谷幼稚園開設
1976年学長 蓬茨祖運
1979年国文学科に教職司書コース・演劇放送コースを開設
演劇放送実習棟竣工
1980年体育館竣工
学長 桑門豪
1984年図書館竣工
1989年幼児教育学科に幼児教育コース・国際幼児教育コースを開設
1990年新大谷学寮竣工
演劇放送館(小劇場・放送スタジオ)竣工
1991年国文学科の教職司書コースを情報司書コースに改称
1993年幼児教育学科に社会福祉コースを開設
1995年専攻科・福祉専攻を開設
1999年福祉実習室・研究室・演習室棟竣工
福祉学科を開設
幼児教育学科の社会福祉コースを福祉コースに改称
2000年国文学科を日本語コミュニケーション学科に名称変更
生涯学習センターを開設
2001年学長 古田和弘
2002年幼児教育学科の福祉コースを児童福祉・心理コースに改称
2005年日本語コミュニケーション学科を表現学科に名称変更
情報司書コースを情報司書フィールドに改称
演劇放送コースを演劇放送フィールドに改称
2008年学長 大江憲成
桜保育所を筑後市より移管
2010年大谷講堂竣工
九州大谷真宗研究所設立
2012年本館改修工事竣工
2016年学長 三明智彰
2017年学生食堂改修
2020年開学50周年(キャンパスリニューアル・改修)