学科紹介 福祉学科

学科紹介

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福祉学科

【重要なお知らせ】福祉学科 2023年度以降の学生募集停止について

Information

「こころ」を大切に、寄り添うことができる介護福祉士を養成します。

福祉学科学生イメージ

介護福祉士の仕事は、高齢者や障がいのある方の身体介助だけではなく、精神的な支えとなることも必要です。本学科では「スーパービジョン教育」を取り入れ、介護の現場においていかなる場面にも対応できる判断力と分析力、人に対する深い理解力を重視した「こころの介護士」を養成します。


POINT
1

「介護福祉士(国家試験)試験対策も万全

介護福祉士を目指す場合、国家試験の受験が必須条件となります。理論教育が確立している本学科では、国家試験対策も万全です。

POINT
2

充実した奨学金制度で経済的な負担をサポート

介護福祉士養成校の学生に対して、福岡県介護福祉士等修学資金をはじめ、充実した奨学金制度があります。

POINT
3

卒業後のアフターフォローも万全

福祉現場で活躍する卒業生とともに研究できる体制があり、卒業生はいつでも本学の先行理論を学ぶことができます。

POINT
4

介護現場で実際に使用される設備で実践的に学習

 

介護実習室介護実習室

ベッドや車椅子、寝たままでも入浴できる浴槽など、生活場面を想定した介護技術を学ぶことができます。「利用者体験」を行いながら、相手の気持ちを考える場でもあります。

福祉学科カリキュラムのポイント

人間理解を重視し、一人ひとりに寄り添う介護観を育み、福祉のまちづくりに貢献出来る介護福祉のリーダーを育成します。


授業風景

カリキュラムの特徴1
「こころの介護士資格修了認定」

指定のカリキュラムを修得することにより、介護利用者及び家族のこころに寄り添う力を体得したものとして、修了認定されます。人に対する深い理解力を養うことで、こころを大切にし、寄り添うことのできる真の介護福祉士を養成します。


ボランティア風景

カリキュラムの特徴2
「地域生活支援コーディネーター資格修了認定」

在宅高齢者の生活を行政等の生活支援コーディネーターと協働して支援・援助していくことを目的に創った本学認定資格です。介護福祉士の専門性を地域・在宅の現場で発揮することで、介護の質を高めていきます。福祉学科では「ボランティア論I・II」「地域福祉論I・II」を履習することで、地域社会の現状を学び、市民会議やイベント、ボランティア等に参画するカリキュラムを導入しています。

主なカリキュラム

日常生活援助風景

日常生活援助

介護を必要とする人の日常生活を理解し、安心・安全な生活が可能となるように環境整備や、介護技術を学びます。


介護実習風景

介護実習

福祉の現場に即した実践的な授業で学べます。ご利用者とのふれあいを通して、コミュニケーションの大切さや、介護技術の応用など介護福祉士の役割について理解を深めます。

2年間の主な学び

福祉の現場に即した実践的な授業が学べます。

【1年次】基礎を学ぶ

前期
  • 入学
  • 学外研修学外での福祉のあり方を学びながら、クラスメイト・先生・先輩との親睦をはかります。
後期
  • 介護実習I
  • 介護の日イベント参加
[ 主な1年次のカリキュラム ]
介護の基本風景
介護の基本

介護の意義と役割を、介護の歴史など通して理解し、介護福祉士を取り巻く状況や背景を理解します。

ボランティア論風景
ボランティア論

ボランティアにおける意義と目的を理解し、知識の習得や企画立案・実践と、福祉の社会的リーダーとしての応用力を育成します。

介護と相談援助風景
介護と相談援助

介護福祉士としてケースワークの理解を深め、専門職として協力して働く重要性を学びます。

【2年次】専門性を身につける

前期
  • 福祉フェア
  • 介護実習II担当のご利用者様の介護計画をたて実践します。
後期
  • 介護福祉士国家試験
  • 卒業
[ 主な2年次のカリキュラム ]
医療的ケア風景
医療的ケア

喀痰(かくたん)吸引や経管栄養などの医療的ケアを、安全かつ適切に実施するために必要な知識や技術を学びます。

終末期支援の概要
終末期支援

終末期ケアの学びから、ご本人のみならず、その家族に対して寄り添う「こころの介護士」について理解を深めます。

仏教の生死観風景
仏教の生死観

介護福祉士として「看取り期」におけるご本人とその家族への関わり方などを学びます。

2年間の主な時間割例

[ 1年次の時間割例 ] 基礎を学ぶ
“福祉学科1年次時間割例"

※クリックで拡大PDF表示[87KB]

[ 2年次の時間割例 ] 専門性を身につける
“福祉学科2年次時間割例"

※クリックで拡大PDF表示[87KB]

主な2年間のイベント

福祉フェア

講義やパネル展示、車椅子などによる利用者体験、高齢者疑似体験コーナーなど、学生の学びの成果を広く地域の方々へ地域福祉の向上のため毎年開催しています。

福祉フェア風景

家族介護者カフェ

年齢や性別、介護経験を問わず介護者同士が気軽に集い、悩みや情報を共有できる場所としてオープンしています。ミニ講座やクラフト体験もあります。

家族介護者カフェ風景

C-1グランプリ

Care(介護)、Communication(意思疎通)、Consideration(思いやり)を大切にしたかかわりを、高校生の豊かな感性と発想力を舞台の上で披露するイベントです。

C-1グランプリ風景

介護福祉学会

学生自らがテーマ研究を行い、1年生は研究発表、2年生は事例研究の発表を12月に開催します。専門家や卒業生による研究発表もあり、卒業後の学びの場ともなっています。

介護福祉学会風景
  • 福祉学科のイベントは学科公式でも配信しています。
  • 福祉学科公式インスタグラムリンクボタンInstagram

資格と進路

実践に即した実習、教員の充実したサポートで、高い就職率を実現しています。

進路決定率80%、業種別:高齢者施設87%、障がい者施設13%

取得できる学位・資格

短期大学士の学位、介護福祉士(国家試験)受験資格、社会福祉主事任用資格、レクリエーション・インストラクター、こころの介護士資格修了認定、華道脇教授3級、地域生活支援コーディネーター資格修了認定

取得を支援する資格

日商PC検定

将来の進路・目指す職種

各福祉施設・医療機関への就職、公務員への就職、福祉団体への就職、一般企業への就職、4年制大学への編入学

過去の主な編入・進学先

久留米大学、熊本学園大学、筑紫女学園大学、西九州大学ほか

近年の就職先一覧

福岡県
【糸島市】富の里
【朝倉市】きらく荘
【朝倉郡】朝倉苑
【福岡市】麻生介護サービス(株)
【久留米市】ウェル城島、デイサービスひなた、さくら苑、かみつ、グループホームメゾンマリア、アップルハート、久留米総合病院、高良台リハビリテーション病院、山下脳神経外科、(有)モク・コーポレーション
【筑後市】グループホームぶどうの樹、けやき、桜園、ちくご船小屋、クリーンパルゆうグループホームこすも、グループホームひかり、わかたけ作業所、クリーンパル・ゆう、(株)パーソン・サポート絆
【八女市】陽だまりの里、城山学園、八女の里、ぶどうの樹、グリーンビュー希望ヶ丘、八女市立学校
【八女郡】彌栄苑
【三潴郡】いちご
【みやま市】常照苑、慈久園、(有)卑弥呼、やまさん、第二竹里館
【大牟田市】こもれび、サン久福木、それいゆ、くろさき苑
【柳川市】柳川市社会福祉協議会、柳川療育センター
【大川市】永寿園
佐賀県
味の素(株)、若楠療育園

OB・OGメッセージ

OB・OG顔写真

心を通わせ、心に寄り添う。誰かの心を暖かくできる人に。

【2018年度卒業】
社会福祉法人それいゆ 介護老人福祉施設 こもれび 勤務
古賀 千鶴さん
ありあけ新世高等学校(福岡県)出身
九州大谷短期大学は仏教の学校ということもあって、「人の心に寄り添う大切さ」を特に学びました。いま介護福祉士として働くなかで、この「人を思いやる大切さ」を常に意識しながら、日々入居者の方と接しています。専門的な知識を得られるのはもちろん、行事を通して他学科との交流も盛んで、楽しい大学です。ぜひ、九州大谷短期大学へ!
OB・OG顔写真

人の役に立てていることをいつも実感できる素敵な仕事

【2017年度卒業】
独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO) 久留米総合病院付属介護老人保健施設 勤務
入部 祐加さん
ありあけ新世高等学校(福岡県)出身
本物の現場のような設備の整った環境で学べることが、一番の魅力だと感じています。
また、少人数のクラスで先生との距離も近く、安心して日々の勉強にも国家試験にも取り組むことができました。介護の仕事は決して楽ではなくつらいこともありますが、利用者さまの笑顔を見ると、人の役に立てていることを実感します。
OB・OG顔写真

答えはひとつじゃない。行動力とチャレンジ精神を忘れずに。

【2016年度卒業】
社会福祉法人慈久福祉会 障がい者支援施設 慈久園 勤務
藤吉 鉄矢さん
有明高等学校(熊本県)出身
現在、障がい者支援施設で働いているのですが、誰かのために働けること、利用者さまの心の支えになれる仕事にやりがいを感じています。九州大谷短期大学での学びで特に印象的だったことは、「答えはひとつではない」ということ。チャレンジ精神を忘れないこと、どんな困難にもめげずに努力することをやめず、夢に向かって頑張ってください!
OB・OG顔写真

“できなかったこと”を“できること”に変える支援を

【2015年度卒業】
障がい者就労支援センター かけはし 勤務
北島 裕子さん
大牟田北高等学校(福岡県)出身
できないことに目を向けるのではなく、どうやったらできるようになるのかを考え提供する、という学びが今もできています。これからも利用者の方が仕事をしやすい雰囲気づくりやステップアップできる支援をしていきたいです。

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